クサガメは大切な家族

私にはペットの犬みたいに懐くクサガメがいました。しかもまるで人間のようにこちらを見守り、恋人のように駆けつけてくれ存在を識別して覚えていてくれるクサガメにまで成長しました。実家を離れてしまったので普段は会えませんが、かなり間が空いても覚えていて聞けば他の人と態度が違うといいます。気がつけば種族を越えた絆ができていました。
私が実家にいたある日、その子は突然家を出て行きました。オスだったからでしょう、放浪したくなるときもあるものです。いない間は心配でなりませんでした。道路も近く事故もたまにあります。一旦逃げ出せばどこにでもいける家なのでいくら探しても見つかりませんでしたが、かなり期間が経ってから自らひょっこり戻ってきました。一目見ただけで分かりました。お互い再開を喜び、頭をなでるとその子は何度も鳴いたほどです。
ずっと家族の間でこの歓びを留めていましたが、クサガメ好きな人や興味がある人と共有したい、世間一般には知られていない生態があると思いブログにすることとします。